フレンチブルドッグは椎間板ヘルニアになりやすいので注意!

大手ペット損害保険会社が毎年発表している人気犬種ランキング。とうとうトイプードルが1位の座から陥落し、MIX犬(体重10kg未満)が初の1位を獲得しました。
そんな激動の人気犬種ランキングですが、小型犬全盛期の中で相変わらず中型犬のフレンチブルドッグが8位と健闘しています。
ここまで来ると、もはやフレンチブルドッグの人気は一過性の物ではありません。それだけ魅力的な犬種であることに間違いないわけですが、だからこそ椎間板ヘルニアの好発種であることは、きちんと知っておくべきです。
目次
椎間板ヘルニアにかかりやすいのはコーギーやダックスだけじゃない!
椎間板ヘルニアといえば、コーギーやダックスフンドのような胴長短足の犬がかかりやすいイメージがありますよね。もちろん、残念なことにそれはその通りなのですが、胴長短足でなくてもかかりやすい犬種はいます。それがフレンチブルドッグです。
フレンチブルドッグといえば、愛嬌のある鼻ペチャ顔と、ポテポテとした丸みのある体つきがなんとも魅力的な犬ですよね。
痩せて貧相な体つきのフレンチブルドッグなんて、可愛くもなんともない!という気持ちはわからなくもありません。しかし、フレンチブルドッグが椎間板ヘルニアの好発種である以上、いくら魅力的だからといって体を必要以上に丸くしてしまうのは厳禁です。

フレンチブルドッグは遺伝的に椎間板ヘルニアを発症しやすい犬種
フレンチブルドッグに発症の多い椎間板ヘルニアは、ハンセンⅠ型と呼ばれるタイプです。この椎間板ヘルニアは、突然症状が表れるからかなり厄介なんですよね。
比較的若い年齢から椎間板の変性が始まって弾力性が低下することで、椎間板ヘルニアが発症してしまうのです。その原因には遺伝的要因が関わっているため、防ぎきるのはなかなか困難でもあります。
また、フレンチブルドッグは胴長短足ではありません。しかし、胴が短いのに頭部と四肢が大きい体型であることが、背中への負担を大きくしています。胴が長くてもかかりやすい、胴が短くてもかかりやすい…。まったくもって、椎間板ヘルニアは厄介です。
フレンチブルドッグの椎間板は早期に石灰化することがある
椎間板の中心には髄核(ずいかく)と呼ばれるゼリー状の組織があります。この髄核こそが背骨の動きに対してクッションの役割を果たすわけですが、フレンチブルドッグは遺伝的にこの部分が若いうちから石灰化しやすいのです。
若いうちっていつ頃から?と思われたかたもいらっしゃることでしょう。なんと、フレンチブルドッグの場合は生後数ヶ月から1年程度という、まだ成犬にもならないうちから石灰化することがあるんですね。
石灰化した髄核は柔軟性を失ってしまうため、本来の役割を果たすことができなくなり、椎間板ヘルニアを発症させてしまうのです。

フレンチブルドッグの魅力的な体型が椎間板ヘルニアを誘発することも…
胴が短くムチムチの手足を持つ体型は、フレンチブルドッグの魅力の一つですよね。しかし、胴が短い体型は背筋と腹筋で脊柱(身体を支える軸となる背骨)を支える構造が発達しにくいことが指摘されています。
その結果、脊柱の周囲を取り巻いている筋肉や靭帯などの、脊柱保護機能が弱くなってしまうことから背骨の動きが椎間板に伝わり過ぎてしまい、ヘルニアを誘発してしまうのです。
>『本格的なステロイド治療なしで回復したフレンチブルドッグ』
椎間板ヘルニアはちょっと腰が痛い程度の病気ではない!
椎間板ヘルニアは、強烈な痛みで愛犬を苦しめる恐ろしい病気です。しかも、フレンチブルドッグが発症する椎間板ヘルニアには、ダックスやコーギーに比べて特徴的な症状が表れることが知られています。
- 他の犬種に比べて発症の年齢が若い。
- シッポに近い位置での発症が多い。
- 重度になると骨髄軟化症に移行するリスクが高い。
骨髄軟化症とは、椎間板ヘルニアなどが原因で脊髄に損傷が起きたとき、損傷した部位から頭側とシッポ側に脊髄の壊死が進行していく病気です。これは恐ろしい致死性の病気であり、発症するとあまり長くは持ちません。
もしかして、椎間板ヘルニアを発症したフレンチブルドッグが、あっという間に亡くなってしまった話を聞いたことはありませんか?こうしたケースは、まず間違いなく椎間板ヘルニアから骨髄軟化症を発症したと考えられます。
だからこそ、フレンチブルドッグを家族に迎え入れようと決めたのなら、迎え入れた初日から椎間板ヘルニアを発症させないように気をつけることが求められるのです。
こうした覚悟もないままに、ただ可愛いからという理由だけで、フレンチブルドッグを選んではいけません。

フレンチブルドッグのこんな症状に注意!
どんなに飼い主さんが気をつけていても、大切なフレンチブルドッグが椎間板ヘルニアを発症することは充分にあり得ます。だからこそ、ちょっとした変化や違和感にいちはやく気づくことが何より大切です。
フレンチブルドッグが椎間板ヘルニアを発症したときには、次のような症状がみられることがあります。
- 時々ヨタヨタとよろめくことがある。
- 腰を左右に振って歩くようになった。
- 後ろ足を引きずることがある。
- 歩き方がなんとなく不自然になった。
- 抱き上げようとしたら嫌がるようになった。
- 散歩の途中で急に立ち止まることがある。
- 段差や階段の前で上り下りを躊躇するようになった。
- 歩くときに頭を下げるようになった。
フレンチブルドッグの椎間板ヘルニアは、あれ?と思っているうちに急激に症状が悪化することがあります。何かおかしいと感じたら、すぐにかかりつけの動物病院を受診しましょう。早期に異変に気付ければ、生活の質を維持するための治療はあるはずです。
>『フレンチブルドッグの体調不良と血液検査|低アルブミン改善の決め手は腸の温活』
フレンチブルドッグの椎間板ヘルニア発症を防ぐためにできること
大切な愛犬であるフレンチブルドッグを元気で長生きさせたいと思ったら、椎間板ヘルニアの予防は絶対に欠かせません。そのために飼い主さんができることはいくつもあります。
- 過度な運動は厳禁!……走る姿が面白いからといってやたらと走らせたり、何度もジャンプさせるような運動は絶対にダメ。スイッチが入ったフレンチブルドッグを大人しくさせるのは大変ですが、お散歩や運動はゆっくりのんびりが基本です。
- 生活環境の見直し……階段の上り下りはなるべく避ける、床は滑りにくい素材にする、ソファには飛び乗らせないなど、足腰への負担を軽減する生活環境作りがとても大切です。
- 食事の管理……フレンチブルドッグにとって、体型と体重の管理は命に直結しています。肥満は確実に足腰に負担をかけますので、しっかり飼い主さんが食事の管理をしましょう。フレンチブルドッグは食欲旺盛なので大変ですが、ここは踏ん張りどころです。
フレンチブルドッグを元気で長生きさせるには、とにかく椎間板ヘルニアを発症させないことが大切です。しかし、遺伝的要因が大きいため、どんなに頑張って予防しても発症してしまうこともあるでしょう。その時は、とにかく早期発見が重要です。
腸内環境を整えることで椎間板ヘルニアの症状をやわらげることができる可能性
フレンチブルドッグの椎間板ヘルニアに腸内環境なんて関係ないのでは?と思われたかたもいらっしゃることでしょう。とりたてて関係がないように思えるかもしれませんが、実は思った以上に椎間板ヘルニアと腸内環境には関連性があります。
というのも、椎間板ヘルニアによって激しい腰痛や下半身の神経機能低下を引き起こしてしまうため、引きずるように腸の機能まで低下し、腸の動きが悪くなることがあるからです。
腸内環境が悪化した体は免疫力が低下してしまうだけではなく、栄養や薬の吸収にも問題が生じるようになります。このような状態は、椎間板ヘルニアの予防にも治療にも良いわけがありません。
フレンチブルドッグを生涯元気で過ごさせるためには、腸内環境の改善と維持は絶対に欠かせないのです。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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