トイプードルの抜け毛が少ないのは本当!でも手入れはかなり大変
トイプードルといえば、いまや知らぬ人はいないほどの人気犬種です。JKCの犬種別犬籍登録数においては、なんと2008年から2021年まで14年連続で1位を獲得。この調子だと15連覇も堅いのではないでしょうか。
さて、押しも押されもせぬ人気犬種のトイプードル。その立役者はなんといってもヌイグルミそっくりの見た目になるテディベアカットではないでしょうか。さらには抜け毛の少なさも後押ししているような…。
実際に、トイプードルの抜け毛が少ないのは本当です。ただし、被毛の手入れは想像以上に大変なんですよね。
目次
トイプードルの抜け毛が少ないのはシングルコート+巻き毛のおかげ
トイプードルの抜け毛の少なさは、抜け毛の多い犬種を飼っている人からすれば、羨ましくて仕方なくなるレベルです。
なぜ抜け毛が少ないのかといえば、それはずばりシングルコートだから。このあたりは、犬を飼っている人であれば「そんなこと知ってるよ」と言われそうなほど、常識中の常識でしょうか。
とはいえ、トイプードルの抜け毛が少ないのは単純にシングルコートだけが理由ではありません。そもそも、シングルコートの犬もそれなりに毛は抜けています。
ではなぜトイプードルと暮らしている人の多くが「ほとんど抜け毛を見たことがない」と言うのでしょうか。その理由は、抜けた毛がくるくるの巻き毛に引っかかって床に落ちないからです。トイプードルの巻き毛には適度な硬さがあるため、それは見事に抜け毛をキャッチしているわけですね。
ですが、「抜け毛が少ないと掃除しなくていいから助かる!」などと喜ぶのはちょっと早計。なぜなら、抜けた毛が床に落ちないということは、いつまでたってもトイプードルの被毛に絡まったままの状態だからです。
そもそも、被毛はすべからく「成長期」→「退行期」→「休止期」→「脱毛」のサイクルを繰り返しています。つまり、いらなくなったからこそ被毛が抜け落ちていくわけですね。このいらなくなったものが、いつまでも体にくっついていることにメリットはありません。
トイプードルを飼っていると抜け毛を掃除する手間はほとんどなくて済みますが、その分被毛のこまめなお手入れが必要になるのです。
トイプードルにはアンダーコートが生えていない……わけではない
トイプードルの抜け毛が少ないのは、シングルコートでアンダーコート(下毛)が生えていないから――というのが定番ですよね。
実はトイプードルにもアンダーコートは生えています。というより、トイプードルのくるくるの巻き毛はアンダーコートが発達したものだとか。その結果、オーバーコートが短くて少なくなるという、逆転現象のような状態になっているそうです。
まあなんにせよ、ダブルコートの犬種のようにアンダーコート(下毛)とオーバーコート(上毛)の両方で被毛がフサフサしているわけではないことに変わりありません。
となると、トイプードルの巻き毛がアンダーコートとオーバーコートのどちらであろうと、寒さにはあまり強くないという結果だけは変わらない、ということになるでしょうか。
トイプードルの被毛の手入れにはブラッシングが必須!
さて、「トイプードルの抜け毛で床が汚れない」=「クルクルの巻き毛に絡まっている」ということは前述した通りです。
この状態で手入れもせずに放置するとどうなるでしょうか。トイプードルの飼い主さんであれば、誰もが実感していますよね。そう、どんどん被毛がもつれて毛玉ができていくのです。
毛玉ができたらハサミで切ってしまえばいい、などと軽く考えるのは大間違い!なぜなら密集した毛が絡みに絡んで出来上がっている毛玉には、皮脂や汚れがたまってものすごく不衛生な状態になっているからです。
そのため、毛玉ができているのに被毛のお手入れもせずにほったらかしにしていると、皮膚病の原因になります。汚い+通気性が悪くなるわけですから、ある意味当然といえば当然でしょうか。
というわけで、トイプードルを飼ったらこまめなブラッシングが必須。ダブルコートの犬は家の中が抜け毛で汚れるからこまめにブラッシングをするかもしれませんが、トイプードルの場合は愛犬の健康のために念入りなブラッシングが必要なのです。(もちろん、ダブルコートの犬のブラッシングも健康にいいですよ!)
トイプードルをきれいな姿で保つにはトリミングが必須!
トイプードルといえば、トリミングでいろいろなカットスタイルを楽しめるところも魅力の一つですよね。
しかし、当然のことながらプロのトリマーによるトリミングは無料ではありません。トリミングサロンによって料金はいろいろですが、相場としては1回に6,000円以上はかかることを覚悟しておきましょう。
もちろん、年に1回トリミングをすればいいというわけではありません。常に可愛らしい姿を保ちたいなら月に1回、多少ボーボーになってもいいのであれば、それでも2ヶ月ごとのトリミングが必要です。
では、費用を浮かせるために飼い主さん自身でトリミングできないのかといえば、もちろんできないことはないでしょう。ただし、あくまでも伸びすぎた部分をカットする程度で、プロのトリマーのようにはいかないことは、言うまでもありません。
何度もカットをしていると器用な飼い主さんであれば、それなりに「それっぽい」スタイルを作れるようにはなります。ところが、やはりプロの仕上がりとは雲泥の差があるんですよね。
多少垢抜けなくてもいいというのであれば、お家トリミングで充分に対応はできますが、最低限のマテリアル――ハサミ、バリカン、クシなどの初期投資をケチってはいけません。
>『トイ・プードルのトリミング|ケアの頻度や人気のカットスタイル、注意点など』
トイプードルはシャンプー後のドライヤーが難しい
トイプードルの被毛の手入れといえば、どうしてもカットスタイルに目がいきがちですよね。しかし、実はシャンプー後のドライヤーがとても大変で、ここにこそプロのトリマーと素人の差が出てしまうのです。
トイプードルの巻き毛は直毛より乾きにくいため、しっかり毛を伸ばしながらトライヤーの風をあてて乾かさなければなりません。
中途半端な乾かし方をしてしまうと、とたんにもつれて本末転倒な事態になります。とても地味ですがシャンプー後のドライヤーこそ、実は手を抜いてはいけないポイントなんですよね。
また、トイプードルは外耳炎にかかりやすいため、シャンプー後は耳の中もきれいにする必要があります。できれば耳の中の毛をある程度抜いたうえでイヤークリーナーを使うのが一番ですが、自宅ケアでそこまでできるかは、飼い主さんの覚悟次第といったところでしょうか。
トイプードルの手入れは魅力を引き出すと同時に健康を守っている
トイプードルは愛らしい容姿、抜群の身体能力、知能の高さと魅力満載の犬種であることは間違いありません。しかし、それはトイプードルの特性をしっかり理解したうえで、適切なケアをすることが大前提です。
愛犬のトイプードルを常に可愛らしくしていたいなら、こまめな被毛のケアは欠かせません。しかしそれは同時に健康を守ることにつながっています。
>『トイプードルに下痢止を飲ませていますが、薬をやめるとまた下痢になります。』
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
商品紹介
トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。
原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D
原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)
与え方:腸内リセットレシピ参照
賞味期限:開封後10日以内にお使いください。
消費量:小型犬で約4~5回分(目安)
お支払い方法:クレジット/代引き
同包物:レシピ
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