犬の近くで殺虫剤を使いたいけど中毒が心配?ピレスロイド系は大丈夫
お部屋の中でゴキブリやハエ・蚊などの害虫を発見したら、問答無用で殺虫剤を使いたくなりますよね。しかし、近くに愛犬がいたらどうでしょうか。おそらく、多くの飼い主さんは使用をためらうはずです。
とはいえ、害虫を無視することなんてできないし…。
なんとも悩ましい問題ですが、実は市販されている殺虫剤の90%以上は、人間や犬に対してほとんど無害です。というのも、使われている有効成分のピレスロイドは、選択毒性という性質だからです。
目次
犬にも人にもほぼ無害なピレスロイドの選択毒性とは?
選択毒性――。なんとも聞き慣れない言葉ですよね。選択毒性とは、ある特定の生物に作用する毒性のことを言います。
今回取り上げている殺虫剤の有効成分ピレスロイドは、昆虫に対しては殺虫効果がある一方、犬や人といった哺乳類や鳥類に対してはほとんど無害とされています。
ピレスロイドが昆虫に効くのは、神経細胞に直接作用して神経伝達を阻害するからです。これに対し、哺乳類の体内では殺虫成分の分解と代謝が速いことから、昆虫のような影響を受けない、というわけですね。
もちろん、大量のピレスロイドを吸い込んでしまったり、なめるなどして体内に多く取り込んでしまった場合は、中毒症状を引き起こす可能性があります。ほぼ無害だからといって、経口摂取しても大丈夫といっているわけではありません。
ピレスロイド系の殺虫剤が犬や人にほぼ無害といえるのは、あくまでも通常の使用量であり、なおかつ犬に直撃しないようにきちんと配慮している前庭であることをお忘れなく。
ちなみに、哺乳類と鳥類にはほとんど影響を与えないピレスロイド系の殺虫剤ですが、魚には悪影響があります(魚毒性)。つまり、部屋の中に愛犬がいてもピレスロイド系の殺虫剤は使えますが、水槽で魚を飼育している場合はやめておいた方がよさそうです。
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有機リン系・カーバメート系は犬の近くで使わないで!
現在、市販されている殺虫剤の90%以上に使われている有効成分はピレスロイド系です。いわゆる、家の中にゴキブリやハエ・蚊が出たときに使うタイプのもののことですね。
しかし、園芸用の殺虫剤や除草剤などには、ピレスロイド系以外の有効成分が使われているため、こちらには注意が必要です。
- 有機リン系……アブラムシ・毛虫駆除など園芸用の殺虫剤に使われている殺虫成分
- カーバメート系……農薬などにつかわれている殺虫成分
これらの有効成分が使われている殺虫剤は、犬の近くで使うのは危険!中毒を起こす可能性が高いので、くれぐれも注意してください。
家庭菜園で使用した殺虫剤で犬が中毒を起こしてしまう事故は、残念ながら少なくありません。
犬に優しいハーブの虫除けは虫にも優しい
ピレスロイド系の殺虫剤が犬にはほとんど無害でも、やっぱりなんだか心配。ミントやハッカを使ったハーブの虫除けが一番安心よね……と考えたくなる気持ちは、わからなくもありません。
しかし、犬や人間の体に優しいということは、これがもう残念なことに、虫に対しても優しいんですよね。
多少の忌避効果はあるかもしれませんが、害虫駆除という目標を達することはかなり難しいといえるでしょう。気休め程度の効果でよければ、それはそれでありだとは思いますが…。
ところで、「ハーブ=体に優しい」というイメージがありますが、その考え方は危険です。たとえば害虫の忌避効果が期待されるハッカ油を猫が嗅いでしまうと、中毒症状を起こす可能性があります。
猫はハッカ油に含まれている有効成分を肝臓で代謝することができないからなんですね。つまり、体に優しそうなイメージのあるハッカ油より、ピレスロイド系の殺虫剤のほうが、よほど猫にとっては無害に近いというわけです。
無添加にしろハーブにしろ、「なんとなく体に良さそう」というイメージだけで選んでしまうほうが、実はよっぽど怖かったりします。
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今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
商品紹介
現時点で食欲が全くない場合は、こちらのトライアルでお試しください。
トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。
原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D
原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)
与え方:腸内リセットレシピ参照
賞味期限:開封後10日以内にお使いください。
消費量:小型犬で約4~5回分(目安)
お支払い方法:クレジット/代引き
同包物:レシピ
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