犬の下痢・血便・アルブミン低下はなぜぶり返すのか|坂田が14年間で見てきた“冷えのぶり返し”と継続の大切さ

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14年間、多くのワンちゃんを見てきて感じる「冷えのぶり返し」

 

今回は、無料相談の具体的な事例ではなく、私が14年間、多くのワンちゃんたちを見てきた中で強く感じていることをお話ししたいと思います。

 

テーマは、冷えのぶり返しです。

 

下痢、血便、軟便、そしてアルブミン低下。

 

これらのお悩みでナノワン・リセットに出会われる飼い主様は、これまで本当に多くいらっしゃいました。

 

その中には、食べ始めてから少しずつ便の状態が変わり、食欲や元気が戻り、病院の先生と相談しながら薬の間隔を空けたり、減薬したりしながら、最終的には自分の力で数値を保てるようになった子もいます。

 

一方で、思うように数値が上がらない子もいます。

 

特にアルブミン低下の場合は、これまでの食生活、生活環境、薬、ワクチン、体質、遺伝、ストレスなど、いろいろな積み重ねの結果として表に出てくることが多いです。そのため、同じアルブミン低下でも、一頭一頭まったく状態が違います。すぐに変化が見える子もいれば、時間がかかる子もいます。

 

そして中には、

 

「思うように数値が上がらない」

「いつまで経ってもステロイドが切れない」

「もう少し様子を見よう」

「一度やめてみよう」

 

ということで、ナノワン・リセットをお休みされる方もいらっしゃいます。それ自体を、私は否定していません。最終的に決めるのは飼い主様です。ただ、14年間見てきた中で、どうしてもお伝えしたいことがあります。

 

それが、冷えはぶり返すことがあるということです。

 

昔は10歳以上のアルブミン低下の相談が多かった

 

5年、6年ほど前までは、アルブミン低下のご相談というと、すでにステロイドを長く飲み続けている子が多くいらっしゃいました。

 

何年もステロイドを飲んでいる。
数値が安定しない。
食欲が落ちてきた。
体力も落ちてきた。
どうしたらいいのか分からない。

 

そういう状態になってから、ネットで調べてご相談いただくケースが多かったのです。当時は、10歳以上の子のご相談がとても多かったように感じます。10歳を過ぎて、さらにステロイドを1年、2年と飲んできた子は、やはり体力的な消耗も大きくなります。その中で食欲まで落ちてしまうと、私としてもできることが一気に限られてしまいます。どれだけ良い考え方があっても、どれだけ良いものを用意しても、食べてくれなければ始まりません。

 

だから私はいつも、食欲があることは最大の強みですとお伝えしています。

 

今はアルブミン低下の低年齢化を感じています

 

最近は、少し状況が変わってきました。良い悪いは別として、アルブミン低下のご相談が低年齢化しているように感じます。4歳、5歳の子。あるいは、現在は8歳でも、よく聞いてみると下痢や軟便が始まったのは4歳、5歳頃だったという子。そういうご相談が非常に増えています。

 

つまり、アルブミン数値としては後から分かったとしても、体のサインはもっと前から出ていた可能性があるということです。

 

下痢を繰り返す。
軟便が続く。
お腹がキュルキュル鳴る。
血便が出る。
便のにおいが変わる。
食べているのに体が安定しない。

 

こういったサインが、実は数年前から出ていたということは少なくありません。ただ、若い子の場合は食欲もあり、体力もあります。だからこそ、まだ立て直すチャンスがあると私は感じています。

 

数値が戻ったあとに出てくる選択肢

 

ナノワン・リセットを食べ始め、少しずつ便や食欲が整い、病院の先生と相談しながら薬の間隔を空けたり、減薬したりしていく。そして最終的に、ステロイドを飲まなくても数値が安定し、食欲も元気もあり、活発に過ごせるようになる。これは本当に嬉しいことです。

 

ただ、そこでまた一つのターニングポイントが来ます。

 

「もう数値も大丈夫だから、ナノワンもやめていいのではないか」
2年も続けたから、もう大丈夫ではないか」
「血液検査も問題ないから、もう必要ないのではないか」

 

そう考えられる方もいます。もちろん、それは飼い主様の自由です。

 

一方で、「坂田さんがいつも言っているように、腸は一瞬で冷えるから、せっかく手に入れた温かさを守り続けたい」そう考えて、長く続けてくださる方もいます。中には10年以上続けてくださっている方もいらっしゃいます。

 

最初に使っていた子が高齢になり、その後に迎えた兄弟犬や妹犬にも続けてくださっている方もいます。「一頭だけナノワンご飯をあげると、他の子たちも欲しがるので、みんな一緒に食べています」という方もいらっしゃいます。

 

また、「犬はみんな同じ。病気になってからではなく、腸を温め続けることが基本だと思っています」そう言って続けてくださる方もいます。私は、どちらが正しい、どちらが間違っていると言いたいわけではありません。

 

ただ、これまで見てきた経験として、冷えはぶり返すことがあるということは知っておいていただきたいのです。

 

腸は一瞬で冷えることがあります

 

私が長年お伝えしていることの一つに、腸は一瞬で冷えるという考え方があります。

 

これは、食べ物だけの話ではありません。

 

季節の変化。
急な気温差。
薬。
ワクチン。
生活環境。
運動不足。
加齢。
そして、ストレス。

 

こういったものが重なることで、腸は冷えていきます。特に私は、ストレスの影響をとても大きく見ています。犬は言葉を話しませんが、飼い主様の不安、心配、悲しみ、焦りを敏感に感じ取ります。

 

飼い主様が毎日、

 

「大丈夫かな」
「また下痢をした」
「血が出た、どうしよう」
「数値が下がったらどうしよう」
「このまま悪くなったらどうしよう」

 

と不安な気持ちで接していると、その空気はワンちゃんに伝わります。

 

本当は心配しなくていい場面でも、飼い主様が不安になれば、その不安がワンちゃんの体をさらに冷やすきっかけになることがあります。だから私は無料相談で、ただ商品説明をするのではなく、まず飼い主様の不安を整理することを大切にしています。

 

下痢や血便をした時こそ、褒めてあげてほしい理由

 

私はご相談の中で、よくこうお伝えします。

 

「下痢をしても、血便が出ても、汚い便でも、臭い便でも、散歩中に出した時は、しっかり頭をなでて褒めてあげてください」

 

最初は驚かれる方もいます。

 

なぜ下痢を褒めるのか。
なぜ汚い便を褒めるのか。
悪い便なのに褒めていいのか。

 

そう思われるのは当然です。

 

でも、ワンちゃんは悪いことをしているわけではありません。体の中にいらないものがあり、それを必死に外へ出そうとしている。その結果として、下痢や軟便、粘膜便、血便のように見えることがあります。

 

もちろん、病院での確認が必要な状態もあります。重い症状を放置していいという意味ではありません。

 

ただ、便を出したこと自体を、悪いことのように受け止めないでほしいのです。

 

「出せたね」
「頑張ったね」
「ちゃんと外に出せたね」

 

そうやって笑顔で褒めてあげる。それだけで、飼い主様の気持ちも変わります。そして、その空気はワンちゃんにも伝わります。ただし、嘘は伝わります。心の中では不安でいっぱいなのに、形だけ褒めても、ワンちゃんには分かります。

 

だからこそ私は、なぜその便が大切なサインなのかを説明しています。理解できるから、本当に褒められるようになるのです。

 

飼い主様の心が変わると、ワンちゃんへの接し方も変わります

 

これまで不安そうに便を見ていた飼い主様が、意味を理解すると変わります。

 

「また下痢をした。どうしよう」ではなく、

 

出せたね。頑張ったねと言えるようになります。

 

「血が出た。怖い」ではなく、

 

体が出そうとしているサインかもしれない。落ち着いて見ようと思えるようになります。

 

この違いは、とても大きいです。

 

下痢や血便、アルブミン低下で悩む飼い主様は、どうしても不安になります。でも、その不安が毎日ワンちゃんに伝わると、さらに冷えを招くことがあります。だからこそ、私は無料相談の中で、明るく、前向きに、楽しく過ごせるような話をするようにしています。

 

ナノワンを食べれば下痢が治る。
アルブミンが上がる。
ステロイドが切れる。

 

そういう単純な話ではありません。

 

大切なのは、飼い主様の考え方です。そして、その考え方がワンちゃんに伝わるということです。

 

やめてから3か月~半年でぶり返す子もいます

 

状態が良くなり、ナノワン・リセットをやめる。それ自体は、飼い主様の判断です。ただ、不思議とその後にぶり返す子がいます。

 

早い子では3か月。
半年ほどしてから。
長い子でも1年ほどしてから。

 

徐々に徐々に冷えが戻り、便が緩くなってくる。

 

粘膜が目立つようになる。
軟便が増える。
下痢っぽくなる。
食欲に波が出る。
元気に少し変化が出る。

 

こういう流れを、私は何度も見てきました。

 

その時に、「やっぱりまたナノワンを始めよう」と思っていただけるのは嬉しいことです。

 

ただ、一番怖いのは、元のように戻らない子がいることです。

 

以前は食べてくれた。
以前は反応してくれた。
以前は体力があった。
以前は便も出せていた。

 

でも、ぶり返した時には食欲が落ちている。体力がない。腸がさらに冷えている。もう食べる力が残っていない。そうなると、私としてもできることが限られてしまいます。だからこそ、良くなった後こそ大切なのです。

 

継続に勝る健康なし

 

私がこの14年間で強く感じている言葉があります。

 

継続に勝る健康なし。

 

これは、今のワンちゃんたちに本当に必要な考え方だと思っています。

 

続けるということは、簡単なようで難しいです。

 

最初は必死です。
下痢が続いている。
アルブミン数値が低い。
ステロイドが不安。
血便が出た。

 

そういう時は、飼い主様も真剣です。

 

でも、良くなってくると慣れてきます。

 

「もう大丈夫かな」
「もう必要ないかな」
「少しやめても変わらないかな」

 

そう思うのは自然なことです。ただ、腸の温かさは、一度手に入れたら永遠に守られるものではありません。

 

今の犬たちは、昔の犬たちとは環境が違います。

 

食生活も違います。
生活環境も違います。
ストレスも違います。
薬やワクチンとの関わり方も違います。
室内で過ごす時間も違います。

 

だからこそ、日々の継続が大切になります。

 

経済的な負担が心配な時こそ相談してください

 

もちろん、今は物価も上がっています。

 

続けることが大切だと分かっていても、経済的な負担を感じる方もいらっしゃると思います。

 

そのような時は、ぜひご相談ください。

 

その子の状態。
季節。
便の状態。
食欲。
体重。
生活環境。
これまでの経過。

 

そういったものを見ながら、

 

「今はこういう与え方でも良いと思います」
「この季節はここを意識してください」
「負担を抑えながら続けるなら、こういう方法もあります」

 

といったアドバイスができる場合があります。

 

私が一番怖いのは、何の相談もなくスパッとやめてしまうことです。やめた直後は変わらないかもしれません。1か月経っても問題ないように見えるかもしれません。でも、3か月、半年、1年という時間の中で、少しずつ冷えが戻ってくる子がいます。そして、その時に以前と同じように戻せるとは限りません。

 

やめる・続けるを決めるのは飼い主様です

 

もちろん、私は飼い主様の判断を否定するつもりはありません。

 

やめるのも自由です。
続けるのも自由です。

 

その権限は、すべて飼い主様にあります。

 

ただ、14年間見てきた経験として、良くなった後こそ油断しないでほしい

 

ということはお伝えしたいのです。

 

下痢が止まった。
血便が出なくなった。
アルブミン数値が安定した。
ステロイドが切れた。
食欲も元気も戻った。

 

その時こそ、本当は大切な時期です。

 

そこから腸の温かさをどう守っていくか。ここが、長く元気に過ごすためにはとても大切だと感じています。

 

昔の犬と今の犬は違います

 

昔の犬は外で暮らしていました。

 

食べ物も今とは違いました。
薬や予防接種との関わり方も今とは違いました。
生活環境もまったく違いました。

 

今のワンちゃんたちは、家族として大切にされている一方で、昔とは違うストレスを受けています。

 

室内環境。
飼い主様の不安。
過保護になりすぎる生活。
運動不足。
気温差。
病院や薬との関わり。
食事の固定化。

 

こういったものが重なり、腸が冷えやすい環境になっていると私は感じています。

 

だからこそ、今の犬たちには、日々のケアとして腸を温め続ける考え方が必要だと思っています。

 

無料相談をうまく活用してください

 

記事では書けることと、書きにくいことがあります。一頭一頭、状態が違うからです。

 

同じ下痢でも違います。
同じ血便でも違います。
同じアルブミン低下でも違います。
同じステロイド使用中でも違います。
同じ食欲がある子でも、体の状態は違います。

 

だからこそ、無料相談をうまく活用していただきたいと思っています。

 

今の状態を一緒に整理する。
何が不安なのかを確認する。
便の状態を見る。
食欲や元気を見る。
これまでの薬や経過を聞く。
その上で、今から何を考えればいいのかをお伝えする。

 

それが、私が無料相談で大切にしていることです。

 

商品を売ることが目的ではありません。

 

ワンちゃんとのこれからの生活を、明るく、楽しく、前向きに過ごしていただくために、まず今の状態を理解していただくことが大切だと思っています。

 

冷えのぶり返しを防ぐために

 

一度良くなったように見えても、腸は一瞬で冷えることがあります。

 

だからこそ、

 

便を見ること。
食欲を見ること。
お腹や足の裏の冷えを見ること。
飼い主様自身が不安になりすぎないこと。
下痢や軟便を悪者にしすぎないこと。
そして、腸の温かさを守り続けること。

 

これが大切です。

 

私はこれまで、たくさんのワンちゃんたちを見てきました。もちろん、すべてが思い通りにいったわけではありません。でも、その中で確かに感じていることがあります。継続に勝る健康なし。

 

これから先、ワンちゃんと長く楽しく暮らしていくために、ぜひこの言葉を心に置いていただけたらと思います。下痢、血便、アルブミン低下、ステロイド、食欲のことで不安がある方は、一人で悩まず、まずはご相談ください。

 

今の状態を一緒に整理しながら、これからできることを一緒に考えていきます。

 

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この記事を書いた人

坂田剛

これまでに6,000人以上の飼い主様からご相談をいただき、現在も日々ご相談をお受けしています。下痢・軟便・アルブミン低下など、繰り返す不調の多くは「原因の見極め」で方向性が変わります。ご相談はすべて、坂田が直接対応しています。今の状態を一緒に整理し、今日からできる具体的な対策をお伝えしています。

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