パグの下痢を薬で止めるはずが酷くなる、でも薬が増えていくのは何故?
目次
薬を増やしてでも下痢を止める理由がわかりません
5歳になるパグと暮らしています。小さい時からお腹が弱くこれまで固いうんちはした事がなく良い時で掴める程度でした。それでも食欲も元気もあり普通に過ごしていたので元々こんな子だと自分に言い聞かせていました。
所が丁度1ヶ月前に散歩中にビリビリと音をたてながら凄い下痢をしたんです。少し血も混ざっていたので慌てて病院に連れて行きました。これまでの事を話して診察してもらうと血液検査は異常なくエコーでは多少の炎症が見られる程度でこのまま様子を見て良いとの事でした。
先生から「やはり元々お腹が弱かった様なのでそれが原因だと思います、とにかく止めないと脱水になりやすいのでしばらく下痢止を飲ませていきましょう」と言われしばらく飲ませながら観察する事にしました。
しかし1週間経っても落ち着かず排便回数も増えてしまいました。その事を先生に伝えると「薬が効いていないので量を増やして再度様子を見られてください」と言われ今まで1日2錠だったのが4錠に増えました。
内心「一気に倍の量になったけど大丈夫なのか?」少し心配しながら様子を伺ってました。しかし今度は固まるどころか、水下痢をする様になりひどい時は1日に10回以上することもあり、家でした時は掃除が大変でした。
薬もとりあえず飲ませ切って病院に行き酷くなってきている事を話したら「薬が合わないのかも知れませんね、別の薬で試してみましょう、そしてフードも消化の良いフードに変えてください」と言われましたが、これだけ薬を飲ませてきて酷くなっているのでこれ以上飲ませるのが怖くなり今後の事もあるので薬とフードはもらってきましたが、
どうにか他に治す方法がないかネットで検索していたらこちらのサイトにたどり着きました。色々と読ませて頂き、「元々お腹が弱かった訳ではなかったんだ」と気づいた時に相談しようと思いご連絡させて頂きました。
愛犬の下痢に悩んだら知ってほしいことがあります。
>『下痢の改善は3つのポイントと現代の犬の生態を知る事が鍵となる。』
生まれつきお腹が弱い子には理由がある。
今回のパグちゃんもそうですが、生まれつきお腹が弱い子だと思いそのままにしている飼い主さんはとても多いんです。また、病院に行ってどんなに薬を飲ませても止まらない時に「この子は生まれつきお腹が弱い子だと思います」と治せない理由として使われる言葉でもあります。
しかし【生まれつきお腹が弱い子】には理由があります。言い方を変えれば、【元々お腹が冷えている子】という方が正しいと思います。
今の犬達は昔の外で飼われていた犬達と違い、予防接種等で冷やされてきた犬達から生まれてきた子孫になりますので、この遺伝は子孫に行けばいくほど酷くなっていきます。
今回のパグちゃんは、元々お腹が弱いのでは無く、遺伝的に冷えて生まれてきているだけなのです。なので、冷えている事を知らず薬で止めると言うことは、更に冷やしていく事になるので下痢は酷くなってしまいます。
更に止まらないという事で薬を増量しても更に酷くなります。その理由がお分かりいただけると思います。
>『犬のお腹が鳴る原因は下痢だけじゃない!生理現象と病気の違い』を併せてご覧ください。
下痢は生きる為のSOSだと知っておきましょう
愛犬が下痢をすると先ず良からぬ事を頭を過り不安になる飼い主さんがとても多いと思います。この下痢が何を意味しているのか?何を訴えているのか?と考える飼い主さんは非常に少ないと思います。
下痢は飼い主さんへの緊急のメッセージなのです。そのメッセージとその理由について解説して行きたいと思います。
これを知っておかなければ本来飲ませなくてもいい薬を飲ませてしまう事になり余計に体調を崩してしまう事にもなりかねません。
その上でどうしても必要であれば薬に頼っても全く遅くないと思います。薬は妙薬にもなり劇薬にもなる事も合わせて知っておきましょう。
愛犬からの緊急メッセージとは?
犬は自身で命を守る方法を知っているんです。それは、食べることよりもお尻から排泄する事のほうが大事であるという事を。正に出入口という言葉がある様に出すの先で入れるのは後という事です。
これは人間も全く同じなんです。このお尻からの排泄がお腹が冷えてくるに連れ少しづつ排泄が滞ってくるのです。その蓄積がやがてゴミ屋敷状態になりこれ以上溜め込む事が出来なくなったら一気に排泄しようとするのです。
ご存知の方もいると思いますが、犬はギリギリまで耐え忍ぶ生き物なので急に下痢をします。なので命の危険を感じ一気に排泄する時には、既にお腹はキンキンに冷えているので本来外に捨てたいゴミや老廃物を出す事が出来ず、その老廃物の隙間からしか出てこない水分や粘膜、粘液がお尻から出てきているのです。
その状態を出す事によって、飼い主さんに、【お腹が冷えてお尻から排泄出来ないよ~】って叫んでいるのです。これがメッセージなのです。
このメッセージが分かれば、薬で止める事が反対にこの子を苦しめている事に気づくはずです。なので最後は水下痢として更にメッセージを送ってきたのです。
>『犬が下痢を繰り返す最も多い原因は薬による腸の冷えです』を併せてご覧ください。
冷えたお腹を温める食事を与え続ける
このSOSのメッセージを受けて私たちが愛犬にしてあげる事は、自身の力で今の状態を克服させてあげる事なんです。元々、どんなに冷えて生まれてきてもウイルスなどの外敵から自身を守る力は備わっていたはずです。
その力を人間様が奪っていった訳です。なのでその力を取り戻す為には冷えたお腹を温め直してお尻からしっかり排泄する事が出来る腸内環境を作ってあげる事なんです。
食欲を観察し、お尻から老廃物を排泄させる
後はしっかり食べさせて行きながら散歩の回数を増やして蓄積している老廃物やゴミを出し切らせてあげていくのです。その際、便の形状に一喜一憂せず、毎日しっかり排泄させていく事がとても大事です。
でもこの排泄期間はその子によって数ヶ月続く事はよくあり飼い主さんが疲れてしまう事もあります。
なのでこれまで話してきた事をしっかり理解しておかないと飼い主さんが挫折してしまいます。一山二山と乗り越えていかないといけません。なのでLINEを活用して毎日やりとりしながら回復を目指しています。
犬の下痢は絶対に甘く見てはいけません。是非、愛犬が下痢をした時は慌てず対処する様にしてあげてください。
犬の腸の冷えについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。
商品紹介
現時点で食欲が全くない場合は、こちらのトライアルでお試しください。
トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。
原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D
原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)
与え方:腸内リセットレシピ参照
賞味期限:開封後10日以内にお使いください。
消費量:小型犬で約4~5回分(目安)
お支払い方法:クレジット/代引き
同包物:レシピ
【 無料電話相談 】
愛犬の為に詳しくお話をお聞きしたい飼い主様はお電話ください。
アルブミン低下・繰り返す下痢・血便・軟便・嘔吐など、お気軽にお聞かせください。ご相談内容に合わせてこれまで5,000頭以上のワンちゃん達から培った私自身の体験、知識を交えて知り得る限りのアドバイスをさせていただきます。
※無料相談では商品の購入は受け付けておりません。アドバイスのみとなります。また、お名前をお聞きすることもありません。安心してご相談ください。
※【 無料電話相談もございますが、お急ぎの方は直接ご連絡ください。】
【電話受付時間】10:00〜16:00
【定休日】土日祝日(臨時休業あり)
年末年始、GW、夏季休暇
下痢、血便、アルブミン低下を
食事で改善したい飼い主様が急増!
先ずは、下痢を止めてはいけない理由、
肛門から下痢が出てくる理由を知ることから。
・なぜ、薬で腸が冷えるのか?
・なぜ、腸を温める必要があるのか?
・なぜ、トロトロスープが良いのか?
・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説