子犬・成犬・老犬|年代別で考える手作りご飯のポイント

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ドッグフードは器に盛りつけるだけで、栄養バランスの整った食事を愛犬に提供することができますよね。

 

では、そのような便利なものがあるにもかかわらず、なぜ愛犬の健康長寿を追い求める飼い主さんの多くは、手間をかけてでも手作りご飯を選ぶのでしょうか。それは、愛犬の体が常に同じ状態ではないことを知っているからです。

 

ウンチが少し緩い、いつもより体臭がきつい、涙やけが濃くなった……等々、愛犬の体調は大なり小なり日々変化しています。だからこそ、体の状態に合わせて作る手作りご飯は、より健康長寿に直結しているのではないでしょうか。

 

そこで、今回は手作りご飯のポイントを、子犬・成犬・老犬の年代別に考えていきたいと思います。

子犬期の手作りご飯:健康な体作りのためにの底力をアップ

 

子犬期は、犬の生涯を通じて最も大量に栄養を必要とする時期です。細胞分裂を繰り返してどんどん成長していかなければいけないわけですから、体の材料となる良質な食べ物をしっかり消化・吸収しなければいけません。

 

そのため、栄養バランスに関しては最もシビアに考えなければいけない時期ともいえます。となると、犬の栄養学に関する知識に基づいた食事の管理がどうしても必要になってくるわけですが…。

 

この食事管理は、正直に言ってしまえば一朝一夕ではなかなかに難しいものがあります。成長期の子犬が栄養不足に陥ってしまうのを回避するためにも、骨格が成犬並みの大きさに成長するまでは、子犬用のドッグフードを主食にしたほうが無難といえるでしょう。

 

とはいえ、犬の一生涯の中で、子犬期はまさしく体づくりのスタート地点

 

成犬期はもちろんのこと、老犬期まで元気に駆け抜けるには、健康の基礎となる丈夫な腸を持った犬に育てたいものですよね。

 

が元気な子犬は食べ物の栄養をしっかり消化吸収できるのはもちろん、免疫力もどんどん高まっていきます。

 

というわけで子犬期の手作りご飯のポイントは、腸の温度を上げて腸内環境を善玉菌優勢に整えるトロトロスープを、成長期用のドッグフードと併用することです。

 

>『犬の腸は冷えている!アルブミン値改善の切り札は腸の温活

 

 

成犬期の手作りご飯:日々の体調に合わせた食事内容の調整

 

成犬期に目指したいのは、健康な体を維持するための手作りご飯です。

 

ドッグスポーツや飼い主さんのジョギングのお供をするような活動的な犬であれば、通常より多めのタンパク質が必要。しかし、あまり活動的ではない犬の場合は、理想的な体型が常に維持できているかが一つの目安になるでしょう。

 

また、ウンチの状態によって食物繊維の量を調節したり、被毛の艶や体臭の変化を敏感にキャッチすることで、食材をチョイスするといった調整が大切です。

 

つまり、愛犬の体の状態を日頃からしっかり観察することが、最良の手作りご飯を作るポイントとも言えるわけですね。

 

総合栄養食のドッグフードはとても便利なものですが、それだけで栄養バランスが完結してしまうからこそ、食事を用意する飼い主さんも無意識のうちに漫然としてしまいがちです。

 

そういう意味でも手作りご飯は愛犬の体調に敏感になりやすく、結果として体調管理に一役買ってくれるのではないでしょうか。

 

というわけで、成犬期の手作りご飯のポイントは、愛犬の体調に合わせて食材を組み合わせることです。

 

>『犬の腸内環境は現代の犬の生態を知る事が鍵となる

 

 

老犬期の手作りご飯:少量でもしっかり栄養が摂取できる良質な食材

 

老犬期の手作りご飯は、ある意味手作りご飯の真骨頂と言えるのかもしれません。というのも、老犬になると消化能力をはじめとして、アゴの力や飲み込む力なども徐々に衰えていくからです。

 

さらには、のどの渇きにも鈍感になりがちなため、老犬期はどうしても水分が不足しがち。こういった加齢による体の衰えをトータル的に補ううえでも、手作りご飯は愛犬の体調に合わせた調節がしやすいといえるでしょう。

 

また、老犬は病気が原因ではなくても食欲が低下しがちです。仮に食欲そのものは落ちなかったとしても、若い頃に比べるとどうしても消化能力には限界が…。

 

かつてのようにガツガツ食べられなくなった体に必要な栄養素を吸収させるには、少量でもしっかり栄養を摂取できる食材選びが欠かせません。

 

特にタンパク質は、体のすべてを作り出す元になる重要な栄養素。老犬になったからという理由だけでタンパク質の摂取量を極端に減らすのは絶対的にNGです。

 

とはいえ、腎臓の状態によってはタンパク質を減らさなければいけないこともあるでしょう。そのような場合は良質な脂肪の摂取量を増やすなどし、体力そのものが低下しつつある体に負担をかけずに必要なエネルギーを確保することが大切です。

 

こういったことを考えると、手作りご飯が老犬の健康維持に果たす役割は、かなり大きいといえるのではないでしょうか。

 

というわけで、老犬期の手作りご飯のポイントは、少量でもしっかり栄養が摂取できる良質な食材を組み合わせることです。

 

>『犬の腸を冷やす強烈な原因と解決策を解説

 

 

子犬・成犬・老犬――すべての年代に共通するポイント腸を守ること

 

子犬 → 成犬 → 老犬と、犬の一生涯を元気いっぱいに過ごさせるには、いかにして腸内環境を良好に保てるかにかかっています。

 

愛犬の腸の底力を上げるには、腸の冷えを取り除くために内側からしっかり温めて、善玉菌が増殖しやすい環境を維持し続けることです。

 

これは愛犬が下痢や軟便をした時だけに必要なのではなく、犬の一生涯において留意すべきポイントですよ!

 

>『犬の「腸活」基礎知識|腸の温度を上げないと腸内環境は改善しない

 

>『 犬のステロイド治療と副作用|脱投薬のカギは腸内環境の改善

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

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・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

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    この記事を書いた人

    坂田剛

    (株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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