犬の貧血は鉄分不足とは限らない!ビタミンB12が足りないのかも…

ビタミンB12はちょっと変わっています。というのも、ビタミン類の中で唯一分子の中にコバルトというミネラルを含んでいるからです。そのため、コバラミンとも呼ばれています。
さて、ビタミンBはよく「ビタミンB群」と一括りにされていますよね。B1・B2・ナイアシン・パントテン酸・B6・B12・葉酸・ビオチンの8種類を総称してビタミンB群とされているわけですが…。
今回は、B群の中でもとりわけよくわからない謎のビタミン――ビタミンB12についてとりあげてみたいと思います。
目次
ビタミンB12(コバラミン)は通称「赤いビタミン」
ビタミンB群は、エネルギー代謝に関わっている補酵素です。要するに、食物などを体内で分解し、必要な形に合成して生命活動に必要なエネルギーを生み出すという、かなり重要な働きに関わっているわけですね。
その中で、ビタミンB12は血液を作る造血作用があることから、赤いビタミンと呼ばれています。
また、神経機能を維持するために欠かせない核酸や、細胞膜を形成している主成分のリン脂質を増加させたりと、とにかく地味なわりに重要な働きをしているのが、ビタミンB12なのです。

ビタミンB12の欠乏による貧血には重篤な病気が隠れている可能性も
貧血といえば、私たちが真っ先に考えるのは鉄分の不足ですよね。体内で鉄分が不足すると、赤血球中のヘモグロビン(酸素の運び屋)の合成に問題が生じてしまいますから、鉄分不足が貧血に直結しているのは間違いありません。
しかし、愛犬が貧血気味だからといって即鉄分が足りないと考えてしまうのはちょっと早計といえるでしょう。なぜなら、造血作用のあるビタミンB12が不足している場合にも、愛犬の体は貧血状態に陥る可能性があるからです。
とはいえ、同じ貧血でも鉄分が不足している場合とビタミンB12が不足している場合とでは、原因が異なると考えたほうがよいでしょう。
犬が貧血状態に陥ってしまう原因としては、大きく分けると2つあります。
- 赤血球は作られているが、失血または溶血により正常な量に足りていない。
- なんらかの原因で赤血球の生産そのものに問題が生じ、必要な量を作ることができない。
このうち、ビタミンB12の欠乏は、「2.」の必要な量を作ることができない状態の方に該当します。ビタミンB12が不足している場合に考えられる病気は……
- 膵外分泌不全 → 膵臓から分泌される消化酵素が何らかの理由によって小腸へ放出されなくなり、 脂肪の分解ができなくなっている状態
- 膵炎 → 活性化した膵液が膵臓自体を消化してしまう状態
- 炎症性胆管障害 → なんらかの原因で胆管がふさがってしまい、炎症を起こしている状態
- 腸管粘膜疾患 → なんらかの原因で腸の消化管粘膜に炎症が生じている状態
- 遺伝的な病気 → 遺伝的な病気によって体がビタミンB12を吸収できない
このように、貧血の原因がビタミンB12の欠乏だとしたら、なんらかの病気によって引き起こされている可能性があります。
愛犬の貧血に気づいたときは、単純に鉄不足だろうと決めつけるのではなく、まずは血液検査を受けたほうがよいでしょう。

犬の手作りご飯を作るときに気をつけたいこと
ビタミンB12が多く含まれているのは、肉類・魚介類・卵類・乳類などの動物性の食材です。植物性の食材では藻類には含まれているものの、野菜類・果物類・いも類・豆類・きのこ類などには含まれていません。
そのため、愛犬の手作りご飯に適切な量の動物性タンパク質を加えないと、ビタミンB12が不足することになります。
犬にとって最重要の栄養素がタンパク質であることは、かなり周知されていますよね。しかし、だからといって大豆を食べさせていれば肉類は食べさせなくてもいい!とはならないのです。
大豆などの豆類にはビタミンB6は含まれていますが、ビタミンB12は含まれていません。そう考えると、犬にまでヴィーガン食を食べさせることの怖さがよくわかるのではないでしょうか。
>『【犬の手作りご飯】緑黄色野菜|犬の体調に合わせた選び方』
今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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