フレンチブルドッグの熱中症対策はやり過ぎるくらいがちょうどいい

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フレンチブルドッグといえば、いまや人気犬種の常連になりました。大手ペット保険会社が毎年発表している最新の人気犬種ランキング、JKCの犬種別犬籍登録頭数ともに、ベスト10に入っています。

 

そんなフレンチブルドッグが暑さに弱い犬種であることは、もはや周知のとおり。気温が高い時期の熱中症対策は必要不可欠なわけですが…。

 

実はフレンチブルドッグの場合、普通の熱中症対策だけでは足りません。なぜならフレンチブルドッグの体温は、いとも簡単に上昇してしまうからです。

フレンチブルドッグに多い軟口蓋過長症が熱中症のリスクを高める

 

フレンチブルドッグに限らずですが、マズルが詰まっている短頭犬種は、軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)の発症が長頭犬種や中頭犬種に比べて多くみられます。

 

軟口蓋過長症の犬は、ノドの手前にある天井部分(軟口蓋)が通常よりも長く、そのせいで呼吸器が圧迫されてしまい、空気の通りが悪くなってしまうんですね。

 

犬は私たち人間のように、全身に汗をかくことで上昇した体温を速やかに下げることができません。

 

ハァハァと荒い呼吸をすることで体内の熱を逃がそうとしているわけですから、「呼吸器が圧迫されて空気の通りが悪い=速やかに体温が下げられない」となり、熱中症にかかりやすくなるのは必然といえるでしょう。

 

軟口蓋過長症ではないフレンチブルドッグも例外ではありません。短頭犬種はそもそもが鼻・口・上顎の形状から、空気の通り道が長頭犬種や中頭犬種に比べて狭くなりがち。そのため、どうしても空気の取り入れと放出が下手くそなんです。

 

軟口蓋過長症は先天性の病気であり、その多くは13歳という若齢で発症します。しかし、幸いにも軟口蓋過長症とは無縁のフレンチブルドッグにしても、そもそもの顔かたちという点でみれば、残念ながら呼吸器の問題から完全に解放されているとは言い難いのが現状です。

 

>『フレンチブルドッグの寿命|早死と突然死の理由を考える

 

 

フレンチブルドッグの興奮スイッチが熱中症のリスクを高める

 

フレンチブルドッグといえば、のんびり屋・明るい・マイペースなどのイメージがありますよね。犬種紹介などにも、そのような記載がされていることが多いでしょうか。

 

しかし、実際にフレンチブルドッグと暮らしている人には、穏やかさや明るさだけではない違う側面が見えているはずです。

 

フレンチブルドッグは、犬種作出の過程で闘犬であったイングリッシュブルドッグが使われています。そのため、フレンチブルドッグという犬種が固定された現在も、闘犬の性質が完全に消えているわけではありません

 

基本的には穏やかでマイペースな性格の持ち主だったとしても、何かの拍子に興奮スイッチが入ってしまうことは十分にあり得るし、実際にそのようなフレンチブルドッグが多くみられるのです。

 

この、一瞬にしてテンションマックスになってしまう闘犬由来の興奮が、実に厄介なんですね。一度興奮してしまうと簡単には落ち着かず、その過程で体温がぐんぐん上昇していくことになります。

 

つまり、気温や室温が熱中症を引き起こすほどには高くなかったとしても、フレンチブルドッグ自身の興奮によって体温が急上昇し、熱中症にかかってしまうことがあるのです。

 

「今日は気温が高くないから…」と愛犬を車の中で待たせて買い物をしていたら、外を通る人に興奮して吠え続けた結果体温が上昇し、熱中症にかかって命を落としてしまった――。このような残念な事故が、実際に起きていることを忘れるべきではありません。

 

>『フレブルの下痢の原因がストレスだと言われ下痢止が出ました。

 

 

フレンチブルドッグの熱中症対策にやり過ぎはない

 

フレンチブルドッグと暮らしている飼い主さんは、エアコンの室温調整や散歩の時間帯など、とにかく熱中症に気をつけていることと思います。

 

口さがない人はそういった気遣いに対して「犬を甘やかしすぎ」「電気代がもったいない」などと無責任なことを言いがちですが、そんな悪口を気にする必要はありません。

 

というのも、フレンチブルドッグのように体温を下げることが下手くそな犬は、「今日はさほど暑くないな」という日であろうと、ちょっとした要因の重なりによって、いとも簡単に熱中症にかかってしまうからです。

 

梅雨の時期は気温が真夏ほど上がらなくても、湿度は高くなりますよね。この、湿度が高い状態はパンティングによる蒸散の効率が悪くなってしまうため、体温を効率よく下げられなくなります。

 

つまり、フレンチブルドッグを熱中症から守るには、気温や室温だけではなく湿度もしっかりコントロールする必要があるんですね。

 

あまり気温が高くない日にエアコンをつけたくない方もいるとは思いますが、フレンチブルドッグと暮らしているのであれば、ご自身より犬が快適に過ごせるかを判断基準にする必要があります。

 

ここを怠ると、予想もしていなかったまさかのタイミングで愛犬が熱中症にかかるかもしれません。失ってから後悔しても、命を取り戻すことはできないのです。

 

フレンチブルドッグの熱中症対策に、やり過ぎはない――。「お犬様」と呼びたいやつには呼ばせておきましょう。なぜなら、愛犬の命は何にも代えがたい大切なものだからです。

 

>『フレンチブルドッグの体調不良と血液検査|低アルブミン改善の決め手は腸の温活

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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