【犬の手作りご飯】ビタミンB群の中身は8種類+番外編のコリン

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犬に必要なビタミンはA・B1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチン・コリン・C・D・E・Kの14種類です。

 

ビタミンBだけ数字付きでビタミンB群と呼ばれているのは、ビタミンBが発見された当時はひとつの種類と考えられていたから。要するに、後から複数の物質と判明したわけですね。

 

そんなビタミンB群ですが、実はパントテン酸からコリンまでがビタミンB群の仲間です。というわけで、今回はちょっとややこしいビタミンB群を紐解いてみましょう。

ビタミン群には別名と欠番がある

 

タイトルにもあるように、ビタミンB群は全部で8種類。さらに水溶性のビタミン様物質であるコリンもビタミンB群の仲間とされています。ビタミンではないので、番外編という扱いにしましたが…。

 

  1. ビタミンB1(チアミン)
  2. ビタミンB2(リボフラビン)
  3. ビタミンB3(ナイアシン)
  4. ビタミンB5(パントテン酸)
  5. ビタミンB6(ピリドキシン)
  6. ビタミンB7(ビオチン)
  7. ビタミンB9(葉酸)
  8. ビタミンB12(コバラミン)

 

ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチンも、実は数字付きのビタミンBです。そして、1~12の中で数字の欠番があるのは、いったんはビタミンBの仲間としたものの、研究が進んだ結果ビタミンと呼ぶには適さないと判断された物質があるからなんですね。

 

では、なぜこれだけ多くの物質が「ビタミンB群」として一括りにされているのかといえば、どの物質も生命活動に必要なエネルギーが作られる過程において、似たような働きをするからです。

 

とはいえ、全く同じというわけでもありません。だからこそ、それぞれの物質に別の名前が割り振られた、というわけです。

 

>『犬の貧血は鉄分不足とは限らない!ビタミンB12が足りないのかも…

 

 

コリンがビタミン判定されなかった理由

 

コリンはビタミンB群の仲間とされていながら、ビタミンと同じような働きをする水溶性ビタミン様物質に分類されています。

 

なぜコリンはビタミンと認められなかったのか――。その理由は、犬を含めたすべての動物が、体内でまぁまぁの量のコリンを合成できるからです。そのせいで、ビタミンの定義にはあてはまらないとされたわけですね。

 

そのわりに、犬に必要なビタミン14種類の中のひとつにカウントされているのは、肝臓で合成できるけれど、犬の体が必要としている量にはまったくもって届かないからです。

 

合成できるけれど基本的に足りない…。どうせなら必要量が作られればいいのに、なんともややこしい話ですよね。

 

>『【愛犬の健康を守る基礎知識】ビタミンKは腸内細菌が合成している!

 

ビタミンB群それぞれの働きと犬の手作りご飯に取り入れやすい食材

 

ビタミンB群それぞれの働きと、犬の手作りご飯に使いやすい食材をご紹介します。

 

  • ビタミンB1(チアミン)

働き/神経系の機能を正常に保つ、皮膚や粘膜の健康維持

食材/豚肉・ゴマ・そば

 

  • ビタミンB2(リボフラビン)

働き/皮膚や被毛の健康維持、糖質・脂質・タンパク質をエネルギーにする

食材/卵・ブロッコリー

 

  • ビタミンB3(ナイアシン)

働き/糖質・脂質・タンパク質の代謝、皮膚の健康維持

食材/カツオ・マグロ・ヨーグルト・きのこ類

 

  • ビタミンB5(パントテン酸)

働き/糖質・脂質・タンパク質の代謝、皮膚の健康維持

食材/鶏ささみ・鶏胸肉・サケ・イワシ・サツマイモ・きのこ類

 

  • ビタミンB6(ピリドキシン)

働き/アミノ酸の代謝、皮膚や粘膜の健康維持

食材/マグロ・カツオ・バナナ

 

  • ビタミンB7(ビオチン)

働き/被毛と皮膚の健康維持、神経系の機能を正常に保つ

食材/卵黄・きのこ類

 

  • ビタミンB9(葉酸)

働き/神経組織の発達、胎児の細胞増殖、貧血予防

食材/ブロッコリー・ホウレン草

 

  • ビタミンB12(コバラミン)

働き/タンパク質合成、赤血球形成

食材/しじみ・サンマ・イワシ

 

このように、全体を通してみると同じような働きをしているものの、ひとつひとつは少しずつ違うのが、ビタミンB群というわけですね。

 

 >『犬はビタミンDを日光浴でほとんど作れない!必要量は食べ物から摂取

 

 

愛犬の手作りご飯にビタミンB群+コリンを上手に取り入れよう

 

ビタミンB群とは別枠で、番外編としたコリンの働きと手作りご飯に使いやすい食材をご紹介します。

 

  • コリンの働き/肝機能を正常に保つ、神経系の機能を正常に保つ
  • コリンの食材/卵黄・ニシン・ブロッコリー・サツマイモ

 

ビタミンB群やコリンは、どれか一つを重点的に摂取するのではなく、バランス良く食事に取り入れることが大切です。

 

食材の中には複数のビタミンB群が摂取できるものがいくつもありますので、上手に手作りご飯に取り入れていきましょう。

 

今後の愛犬の健康にお役立て頂ければ幸いです。

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トライアルは、食べてくれるのかを試していただく為に販売しています。効果を保障するものではありません、ご理解の程宜しくお願いいたします。

 

 原材料:乳酸菌生産物質末、米粉、山芋末、純国産100%本葛末、ラフィノースオリゴ糖、昆布末、アップルファイバー、イワシ末、葉酸、ビタミンB1,B2,B12,C,A,E,D

 

原産国:日本 内容量:20g(形状:粉末)

与え方:腸内リセットレシピ参照

賞味期限:開封後10日以内にお使いください。

消費量:小型犬で約4~5回分(目安)

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同包物:レシピ

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・なぜ、薬で腸が冷えるのか?

・なぜ、腸を温める必要があるのか?

・なぜ、トロトロスープが良いのか?

・なぜ、乳酸菌生産物質が必要なのか?徹底解説

この記事を書いた人

坂田剛

(株)ラクト・ラボ代表取締役。20年間健康美容業界に携わり犬達の世界が人間と同じように生活習慣病が増え始めてきたことをきっかけに15年前に犬のサプリメント販売ラクト・ラボを起業。2018年に法人化。趣味は愛犬とキャンプに行き大自然とふれあいリフレッシュすること。

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